母乳育児は初めが肝心

母乳育児は初めが肝心

私は子供ができるまで、世の中にこんなに「おっぱい問題」があるのだということを知りませんでした。このおっぱい問題、人によって内容はさまざまで、とっても奥深いのです。授乳は毎日のことですし、はじめは1時間おきにあげるなんてことも普通です。ワンオペ育児の方にはぜひ母乳育児を推進している産院での出産をオススメします。なお完全ミルクで育てる予定の方は関係ないかもしれないので、そのような方はこの記事はスルーしてくださいね。

おっぱい問題って?

個人差がありますが、ざっと以下のような問題があります。赤ちゃんに吸い付く力がなかったり、疲れて吸ってくれなかったり、赤ちゃんとのタイミング(ラッチオンと言います)が合わなかったり、ママの授乳体勢が不慣れだったり、ママの食事内容や量に問題があったり、そもそも乳首の形に問題があったり、、いろいろなことが複合的に絡み合っているので、AをBにしたら解決♪という訳でもありません。赤ちゃんも生きて行くのに必死ですから、頑張って飲もうとしているのに飲めなかったり居心地が悪かったりすると、大泣きです。親子の幸せな授乳タイムが気づくと辛い涙に変わっている、そんな経験をする人も少なくありません。また赤ちゃんの体重増加に影響を与えかねない大きな問題でもあります。

  • おっぱいが出ない、出が悪い、逆に出過ぎる
  • おっぱいが張って痛い
  • 乳首が切れた、血豆ができた
  • 乳腺炎になった

母乳育児を推進していない産院では

そもそも母乳のみで育てる必要があるでしょうか?ミルクをうまく併用したり、ミルクだけで子育てすることももちろん可能です。また出産後すぐに母乳が必要量でるママは多くないので、お腹をすかせている赤ちゃんにまずミルクをしっかりとあげられると安心ではあります。短い入院期間、頻繁なおっぱい練習に疲れ果てるのではなく、赤ちゃんにはミルクをたっぷりと与えてママは疲れを癒すことに集中するのは決して悪いことではありません。母乳育児を推進していない産院は、猫も杓子もおっぱいおっぱいと押し付けるのではなく、ママの希望に沿って快適な入院生活をサポートしているとも言えるのかなと思います。

一方で、自ら進んで授乳に関してトライしていかないと身につかない環境ではありますので、退院後苦労することも多いようです。ミルクのあげ方や哺乳瓶の消毒方法は習得したけど、おっぱいは形だけで、退院後一緒にいたらできるようになるよ、と思っていたという人も(そんなに甘くないんです、、、)。

またそもそも母子別室の場合、授乳時間以外で泣いている赤ちゃんにはミルクを与えて済ます産院もあるようです。泣いている赤ちゃん一人一人に対しママを呼びに行くというのは大変です。ただ生まれたばかりの赤ちゃんですから、決まった時間にお腹を空かせるというリズムは持ち合わせていませんので、授乳の一連の流れをつかめずに退院してしまいます。

なぜ初めが肝心?

ではなぜ母乳育児、初めが肝心なのでしょうか?退院後苦労しないため、ということは言うまでもありません。怖いのは、不慣れなまま退院し授乳することで、おっぱい問題をさらに助長させることです。入院中であれば、次の授乳は助産師さんに見てもらおうとか、何かあればすぐにナースコールしようとかできます。おっぱい問題に絡んだ赤ちゃんの発育に心配があれば、先生だっていますし、助産師さんにおっぱい含めトータル的にサポートしてもらうことも可能です。新生児期、授乳は1時間おきの頻回になることも多いです。小さな問題が1日経つと大きな問題に膨れ上がることもあります。なによりおっぱいが痛くなってしまったり、赤ちゃんが泣き止まなかったりすると、とても応えてしまいますよね。。ワンオペママたちは、まずは日々なんとか回せるところまで習得するため、母乳育児を推進している産院を選択されることをお勧めします。

かく言う私自身も、母乳育児推進の産院で出産しました。授乳サロンというオープンスペースがあり、夜になるとママたちが2、3時間おきに出たり入ったり。助産師さんもよく出入りして、端から授乳指導してくれました。その様子はまさにおっぱい合宿。乳腺炎以外のおっぱい問題は大体入院期間中に体験できたので、退院後もなんとかなりました。おかげで今は完全母乳です。^^;;